コレクション:
OGAWA’S MONTHLY COFFEE
OGAWA’S MONTHLY COFFEE
コーヒーの国際品評会で受賞した唯一無二の味わい
COEと呼ばれるその年生産国で最も優れたコーヒーを選ぶ国際品評会で評価されたメキシコ、コスタリカのゲイシャ種で、その個性を活かしたコーヒーをお届けいたします。世界が認めた風味特性を小川珈琲が選んで仕上げたコーヒー、ここでしか飲めない唯一無二の一杯をお楽しみください。
COE(Cup of Excellence)
世界中の高品質コーヒーを発掘・評価し、生産者に適正な評価と報酬をもたらすことを目的としたコーヒー品評会。特定の国で毎年開催され、専門家による厳格な審査プロセスを経て選ばれた最高品質のコーヒー豆のみが「Cup of Excellence」の称号を獲得します。その後、受賞したコーヒーはインターネットオークションにかけられ、最高値を付けたコーヒーバイヤーが落札します。一般的なコーヒーの価格より高値で落札されるため、生産者のモチベーション向上、財政支援や労働環境の改善に繋がります。
コスタリカ ドン エジディオ ロドリゲス
生豆生産国: コスタリカ
生産者: アラン・ロドリゲス・ベガ
標高:1,600m
品種:ゲイシャ
精選: アナエロビック(嫌気性発酵)
【味わいコメント】
シナモンのようなスパイスの香りとブラックベリーのような酸味、キャロットケーキやドライデーツのような甘さとやわらかな口あたりを活かした味わいに仕上げました。
香り:◆◆◆◆◆
苦味:◆
酸味:◆◆◆
コク:◆◆◆
OGAWA’S MONTHLY COFFEEを手軽にお楽しみいただけるよう、一部商品をドリップコーヒーで販売しています。
1杯あたりの容量は、一般的なドリップコーヒーと比べて多めの15g。たくさんのコーヒーが抽出できるだけではなく、レシピの幅を広げることができます。たとえば、少量のお湯で濃厚な抽出液をつくり、お湯を継ぎ足すことでクリアに。または濃厚でありながら雑味が出ないよう少し高い温度での抽出など、その特徴や好み、飲み方に合わせてお楽しみいただけます。
小川珈琲が求める豆本来の個性を活かした味わいをご堪能ください。
ドリップコーヒー(15g)×5杯分
ドン エジディオ ロドリゲス農園
1970年からこの場所にあるドン エジディオ ロドリゲス農園、ここは豊かな火山性土壌、降雨量、温度、標高の高さなど、最高品質のチェリーが育つための環境が揃っています。現在は創業者ヴィタル・ロドリゲス氏から引き継いだ、エジディオ氏とその子供たちが完熟したチェリーを収穫するために、愛情と情熱をこめて運営しています。親子二代に渡り50年以上受け継がれてきた努力が実を結び、ドン・エジディオコーヒーは2023年のコスタリカCup of Excellenceで30位に入賞。今月のコーヒーは、小川珈琲が単独落札した特別なロットです。
精選方法:アナエロビック(嫌気性発酵)
完熟赤実のゲイシャを収穫・洗浄し、蓋をして外気に触れない状態で発酵させます。チェリーの発酵が進むことで、タンク内の酸素濃度が下がり、タンク内のコーヒーチェリーでは通常とは異なる細胞内発酵(嫌気性発酵)が起こります。これにより濃厚で甘いフレーバーと上質な酸味が生み出されます。
生豆生産国: メキシコ
生産者: トレボリジョス農園
標高: 1,250m
品種:ゲイシャ
精選: ウォッシュド
【味わいコメント】
ジャスミンの花のような香りとブラッドオレンジのような酸味、洋梨のような甘さとクリームのような口あたりを活かした味わいに仕上げました。
香り:◆◆◆◆
苦味:◆
酸味:◆◆◆◆
コク:◆◆◆
トレボリジョス農園
1808年に創立され、1950年にアントニオ・マルティネス・ルイスが現在の地域に農園を購入して以来、三代にわたり高品質のコーヒーを生産してきたトレボリジョス農園。現農園主アレハンドラ女史は2011年からコーヒーを始めました。この年から有機栽培を始め、2014年にはカップ・オブ・エクセレンスで5位を獲得。その後2017年からはバイオダイナミック農法を取り入れ、持続可能な農業を推進してきました。
その努力が実を結び、2023年のメキシコCup of Excellenceで17位に入賞。今月のコーヒーは、小川珈琲が単独落札した特別なロットです。
精選方法:ウォッシュド
コーヒーの実を収穫後果肉を機械(手動もあれば自動のものもある)で剥いた後、パーチメントコーヒーに付着するぬめり(ミューシレージ)を除去します。
名称はフリーウォッシュド、メカニカルウォッシュドなど、国や地域によって様々あり統一の基準は特にありません。
OGAWA‘S MONTHLY COFFEEとは
いつどんなときも、美味しいコーヒーを提供すること。
珈琲職人として小川珈琲がプライドを持ってお届けする珈琲には、遠く離れた生産地とのつながりが重要なポイントとなっています。生まれ育った土地や育てた人の想いが伝わる。情熱を持って育てられた個性豊かな味わいを伝えるのは私たちの使命です。
小川珈琲おすすめの個性豊かなコーヒー豆を毎月お届けします。
その季節を表現するイメージカラーで紹介
毎月のコーヒーを楽しむために、季節に合わせたカラーで表現。
日本の伝統色の中から京都らしいカラーを小川珈琲デザイナーが独自に選定。”京都の珈琲職人”を連想させる、渋みのある色合いでまとめました。
OGAWA’S MONTHLY COFFEE ロゴ
美味しい珈琲をお届けするには、遠く離れた生産地とのつながりがとても重要になります。
生産地との関係性の「輪」から生まれるコーヒーは、生まれ育った土地や育てた人の想いがしっかりと凝縮され、抽出されます。
このロゴマークはそんな関係性の「輪」と想いの「雫」をイメージしています。