インドネシア ウーマンイサク オランウータンコーヒー(豆)150g No.968
インドネシア ウーマンイサク オランウータンコーヒー(豆)150g No.968
商品の基本情報
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【味わいコメント】
レモングラスのような香り、アプリコットのような酸味、ココナッツのような甘さ、まろやかな口あたりと長い後味を活かした味わいに仕上げました。
香り:◆◆◆◆
苦味:◆◆
酸味:◆◆◆
コク:◆◆◆◆
生産国: インドネシア
地域: アチェ
農園名 :ウーマンイサク
品種: ティムティム アテンなど
精選方法 :スマトラ式
標高: 約1,300~1,600m
ウーマン イサクグループは、インドネシアのスマトラ島北部、アチェ州の山岳地帯にある小農園の集まりです。 自然のシェードツリーが多く、昼夜の寒暖差がある森の中でのコーヒー栽培で、しっかりとしたコクと甘さが際立つコーヒーを安定的に生産。カリヤディ氏は農園グループを取りまとめるリーダー。コーヒーの品質を向上させる事で、生産者や地域の生活を向上させるだけではなく、オランウータンの保護活動や環境保護にも役立てる活動を行っており、コーヒーと誠実に向き合う事で、地元の活性化につなげています。
農園主のカリヤディ氏
■精選方法:スマトラ
インドネシアのスマトラ島の一部で行われている方法で、ミューシレージの残ったパーチメントコーヒーを十分に乾燥させない状態で脱殻し、その後さらに乾燥させる方法。
収穫→コーヒーの実を水槽に入れフローターや軽い異物を取り除く→果肉除去機で外皮を取り除く→内果皮(パーチメント)のぬめりを残したまま予備乾燥させる→貯蔵庫で寝かせる→脱殻機にかける→本乾燥させる→生豆
生豆の色が他の精選方法と異なる独特の深緑色のものとなり、また味わいも特有のものになります。
アジアで最大規模の低地熱帯雨林を有し、世界で最も生物多様性を持つ国といわれているインドネシア。しかし、森林火災や違法伐採などによって年々、熱帯雨林が減少。それに伴い熱帯雨林を住処とするスマトラオランウータン・タパヌリオランウータンの数も減少し、今や絶滅危惧種に指定されています。そんな危機的状況を救うべく、オランウータンの保全活動(S.O.C.P=Sumatran Orangutan Conservation Programme)を行っているのが、非営利団体「PanEco(パン エコ)」。熱帯雨林を必要とするオランウータンを守ることは、生物の多様性を守ることにもつながる。そんな考えのもと活動を続ける彼らに共感し、世界的に有名なロースター、バリスタ、カッパー、コーヒーマシンメーカーといったプロフェッショナルたちが賛同し、本プロジェクトはスタートしました。
オランウータンコーヒープロジェクトの目的は、多くの人々を魅了する高品質なコーヒーの生産を通して、オランウータンが生息する自然環境の保護や、現地のコーヒー生産者の生活を豊かにしていくこと。同プロジェクトでは生産地の環境整備をサポートするだけでなく、保護活動団体「PanEco」と生産者に生豆の売り上げから寄付を行い、還元することでオランウータンと環境を守る活動を支援しています。こうした特徴を持つオランウータンコーヒーの生産地は、スマトラ島のアチェ州ガヨ地区。ガヨマウンテン、マンデリン、トラジャなど特定銘柄の生産地としても知られる場所です。