|小川珈琲 スペシャルティコーヒーブレンド シリーズ|
2007年に発売した個性豊かな風味や特性を持つスペシャルティコーヒーを使用した家庭用商品、「小川珈琲 スペシャルティコーヒーブレンド」。お客様にもっと美味しいコーヒーを飲んでいただきたいという想いを込め、珈琲職人たちが味づくりにこだわり大切に創り上げました。ドリップコーヒーとレギュラーコーヒーの豆商品を追加した全7 アイテムでラインアップいたします。
|小川珈琲 スペシャルティコーヒーブレンド ドリップコーヒーの特徴|
スペシャルティコーヒー豆本来の風味や特徴を引き出し、小川珈琲が求めるコーヒー豆の個性を活かしたブレンドの味わいを、より深く感じていただけるよう、一般的なドリップコーヒーに比べ、コーヒーの粉をたっぷり15 g 内包しています。(当社比)
お湯の量を調整してお好みを味わいを手軽にお楽しみいただけます。
|スペシャルティコーヒーブレンド シリーズ ラインアップ|
【小川珈琲 スペシャルティコーヒーブレンド 002】
◇味わいコメント
ブラジルのバタートーストのような芳ばしい香りとミルクキャラメルのような優しい甘さを活かして、苦味と甘さが調和したブレンドコーヒーに仕上げました。
*ICO(国際コーヒー機関)生産国番号で、No.002はブラジルを表します。
【小川珈琲 スペシャルティコーヒーブレンド 009】
◇味わいコメント
エルサルバドルのレッドグレープのような香りとイエローピーチのような濃厚な甘さを活かして、酸味と甘さが調和したブレンドコーヒーに仕上げました。
*ICO(国際コーヒー機関)生産国番号で、No009 はエルサルバドルを表します。
|小川珈琲がスペシャルティグレードと位置づけたコーヒーのみを使用したブレンド。|
■スペシャルティコーヒーとは
農園の生産者はこだわりを持って栽培した選り抜きの生豆を、信頼できるコーヒーカッパーによって厳しくカップテストをしてもらい、その結果を農園や農協にフィードバックすることで、コーヒーの品質向上に役立てています。カップテストで公表を獲得したコーヒー、これがスペシャルティコーヒーです。その厳しい基準に達するのはコーヒー全体の数%。現在は希少なものとしてその価値が認められています。
■農園との取り組みを開始
農園とのつながり、本物の美味しいコーヒーをつくり続けたい。その想いをかなえるために、本格的に小川珈琲専用のコーヒーとしてものを選び、買い付けを始めたのが1990年代後半のこと。世界各地の生産地に定期的に足を運び、お互いが納得いくまで追求しあいながら共感してもらえる農園とコーヒー豆をつくりあげています。
「珈琲の広場」のコンテンツ「FARM 種を撒く人」では、小川珈琲のコーヒー作りの大切なパートナーである産地や生産者を紹介していきます。
https://www.oc-ogawa.co.jp/coffee-no-hiroba/farm/
【ブラジル ハイーニャ農園】
ブラジルの先駆者が生み出すユニークな味わい
ハイーニャ農園は、セルタオジーニョグループが所有する農園のひとつで、標高・土壌・日照量を徹底的に分析し、その結果に基づいて栽培品種や精選方法を細かく区分しています。この緻密なアプローチにより、ユニークで高品質なコーヒーを生み出してきました。セルタオジーニョグループは、ナチュラル精製が主流だったブラジルにおいて、いち早くパルプドナチュラル製法を採用した先駆者として知られています。2000年頃からは小規模区画ごとの生産に注力し、その品質の高さが評価され、Cup of Excellenceで何度も受賞。2023年には、2011年以来となる優勝の栄冠に輝きました。
【エルサルバドル ブエノスアイレス農園】
ブエノスアイレス農園は標高が高く昼夜の寒暖差が生じるため、コーヒーはゆっくりと熟すのが特徴。また農園管理者アイダ・バトル氏は高品質なコーヒー生産者として世界的に有名です。
【ロスアルペス農園】
ロスアルぺス農園は、シェードツリーで農園全体を覆いコーヒーの木に適度な日差しが当たることを考慮して剪定。農園主アイダ・バトル氏の一番のこだわりは収穫するときの熟度で、一般的な赤い実よりもしっかりと熟した赤紫色の実だけを手摘みで収穫しています。
【サンタルシア農園】
サンタルシア農園はコーヒーの品質向上と自然環境保護、地域貢献に真摯に取り組む農園主リカルド・ペレス・バランテス氏のもと、シェードツリー*を使ったり、自然の湧き水を使用し、排水をきれいにしてから流すなど、持続可能なコーヒー栽培を実施しています。
*シェードツリー(shade tree)と言うように、コーヒーの木に木陰を作る役割を持った樹木を指している。直射日光、強い風、霜などからコーヒーを木を守っている。
【プロビデンシア農園】
プロビデンシア農園は山岳地帯の急斜面に位置しているためチェリーはゆっくりと熟します。農園主マックス・アリエル・パラシオス氏のもと、原生林を保護したり、精選工場を適切に管理する事により、高品質で持続可能なコーヒー栽培を実施しています。
【ブレンドの妙、焙煎の技、そしてディードリッヒ焙煎機】
ブレンドコーヒーづくりでは、生豆の産地と配合割合を単に決めているわけでなく、同じブラジル産の生豆でも、複数の農園や地域のものを混ぜ合わせます。その配合比率を焙煎度合いによって変えることで小川珈琲が求める味わいを再現しています。
生豆の焙煎は、品質の高いスペシャルティコーヒーの焙煎に適した「ディードリッヒ焙煎機」を使い、小川珈琲の焙煎士が釜の中でしだいいに変化していく豆の焼き色や香り、ハゼる音などを確かめながら、五感を研ぎ澄まして豆の持ち味を引き出します。使用するディードリッヒ焙煎機は、コーヒー豆を知り尽くしたコーヒー生産者が設計した焙煎機で豆に極端な熱を加えることなく、また表面を極度に焦がすことなく、じっくりと焙煎することで、豆によって異なる個性をつくりあげます。