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小川珈琲のおすすめ有機コーヒー4選 ~12月8日は有機農業の日~


小川珈琲のおすすめ有機コーヒー4選 ~12月8日は有機農業の日~

小川珈琲のおすすめ有機コーヒー4選
~12月8日は有機農業の日~

有機コーヒー(オーガニックコーヒー)とは

有機コーヒーとは、化学肥料や農薬を使用せずに自然の力のみで栽培したコーヒーです。

サステナビリティ、栽培方法、生産者支援などの目的により、非営利団体や第三者機関により、一定の査定方法に則って評価し合格認証されたコーヒーのことを総称して、「認証コーヒー」と呼びます。

日本へ輸出されている代表的なものとして、「有機コーヒー」「フェアトレード」「バードフレンドリー」などがあります。

小川珈琲は、これらのコーヒーの仕入れ・焙煎・販売等を通じて、持続可能なコーヒーの栽培環境づくりにもとりくんでいます。

有機JAS認証コーヒーとは

有機コーヒーは、化学的に合成された農薬や肥料、遺伝子組換えなどに頼らず、自然の力を精一杯活かして育てられています。
土壌など環境への負担が軽減されるだけでなく、薬品による健康への影響が少ないので、農園で働く生産者にもやさしい農業の方法です。ルールに基づいてきちんと生産されているかどうか、農園や製造工場などで登録認証機関による検査が毎年行われています。こうして厳しい基準をクリアした食品だけに「有機JASマーク」の表示が認められています。
小川珈琲では2001年に京都工場で有機JAS認証を取得。美味しいコーヒーを皆様にお届けするために、有機コーヒーの販売を通して、持続可能なコーヒー栽培の環境づくりにも取り組んでいます。

→オーガニックハウスブレンド ドリップコーヒー7杯分

認証コーヒーフェアトレードとは

フェアトレードとは、開発途上国の農産物や製品などを、単に市場価格で買い付けるのではなく、農家の生活が成り立つように考慮したフェア(公正)な価格で輸入・消費する貿易のしくみのことをさします。

コーヒーの生産国のほとんどは、いわゆる開発途上国といわれる国々です。 コーヒー豆の価格は、国際市場で決められます。遠く離れたマーケット動向を知ることが出来ず、業者との交渉の手だても持っていない立場の弱い生産者は、時として生産コストを下回る価格で売らざるを得ない状況に追い込まれてしまうことも。その結果、生産や生活に必要な利益を得られず、不安定な生活を余儀なくされている場合があります。

このような状況に少しでも貢献し、おいしいコーヒーをみなさまに届け続けるため、小川珈琲は2003年に国際フェアトレード認証ラベル商品の製造ライセンスを取得。2004年から国際フェアトレード認証コーヒーの販売を始めました。

→フェアトレードブレンド(粉)150g
→フェアトレードブレンド(豆)150g

バードフレンドリーとは

バードフレンドリーとは、渡り鳥の生息環境を守りながら生産する農園に対して与えられる認定基準を満たしたコーヒー豆のことです。

専門家の研究によって、渡り鳥の生息にコーヒー農園が関係していることがわかったのは1990年代後半のこと。伝統的なコーヒー栽培はシェードグロウン(木陰栽培)と呼ばれる自然林に近い環境で行われ、渡り鳥はその森林を休息場所とし、そこに生息する昆虫などを餌としていました。しかし、近年になって低コスト化を図るため森林を切り開き、収穫を機械で行うコーヒー農園が増え自然環境が失われたことによって、渡り鳥が減少していました。

そこで、スミソニアン渡り鳥センターは自然の森林に近い環境の農園を維持するために、1999年に認証基準を設定。認証を受けた農園のコーヒー豆をプレミアム価格で買い取ることで、生産農家を支援しながら渡り鳥を守るバードフレンドリー®認証プログラムを創設しました。

この活動に共感した「小川珈琲」は、2005年に日本で初めて「バードフレンドリー®認証コーヒー」の販売をスタート。森の中でゆっくりと育つコーヒー豆は品質も良く、防風や直射日光の緩和効果があるシェードグロウンによる持続可能な農園づくりにも役立っています。その味わいを通して自然環境の大切さをお客さまに伝えていきたいと考えています。

→バードフレンドリー®ブレンド(粉)150g
→バードフレンドリー®ブレンド(豆)150g

12月8日は有機農業の日

「有機農業の日」は、「有機農業推進法」の成立・執行10周年を記念して2016年に制定されました。

有機農法やオーガニックに関する認知度の拡大、理解の増進を目的とし、この日をきっかけにみんなが農業の未来について考え、アクションを起こす節目の日となるようにとの願いが込められています。

有機コーヒーを楽しみながら、「1杯のコーヒーからできること」を考えてみませんか?



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